ドリアン助川 (Durian Sukegawa)

 

世界の記憶は闇の底で眠っている。

ボクらはトンネルのなかで呪文を唱える。

忘れられた言葉が、歌が、光が、

いま、息吹きある命として立ち上がる。

                             ----ドリアン助川

 

本名 助川哲也

1962年 東京生まれ 神戸育ち

早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業

放送作家などを経て、言葉の復権を目指したバンド「叫ぶ詩人の会」を結成

1994年 ポニーキャニオンよりメジャー・デビュー

1995年 ニッポン放送系列の深夜番組「ジャンベルジャン」のパーソナリティとなり、全国の中高生の苦悩を聞く立場となる

同バンド解散後、2000年から2002年までニューヨーク在住

帰国後、日米混成バンド「アンド・サン・スー・チー」のヴォーカルを2005年まで活動

また、2007年から2008年までは、NHK総合放送 の番組「つながるテレビ@ヒューマン」にて、全国の頑張っている人に歌を届けに行く役を務める

 2008年より、音楽道化師ユニット「アルルカン洋菓子店」 

「アルルカン・ヴォイス・シアター」の歌い手としてライブ展開中

 

また、作家としては「明川哲也」の名も持ち、ドリアン名、明川名 双方でこれまでに33冊の小説やエッセイ、絵本を発表

近著は小説「あん」 (ポプラ社)、絵本「クロコダイルとイルカ」(映画『じんじん』制作 委員会)など

 

「道化師の唄」http://www.tetsuya-akikawa.com/

 

※2013年2月に刊行された最新作の小説「あん」(ポプラ社)では、病苦と困難、偏見のなかを生き抜いた一人の女性と、人生半ばで蹴つまずいてしまった男の出会いを通じ、人はなぜ生きるのかという根本からの命題に迫っている。